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あの「中銀カプセルタワービル」が埼玉に!?

 :     : 2023.05.19

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こんにちは!デザイナーのざきさんです。

今更なんですが…やっとコロナワクチンの予約が取れて、ワクチンの1回目を打ってきました!

副反応があるのかな…と思ったんですけど、結果はやっぱり…でした。
熱も出ないし、注射を打ったところを押すと少し痛いかな…程度でした。

2回目は副反応が出やすいと聞きましたが、どうなるんでしょうか?
これで何もないと、それはそれで自分自身の体を疑います(笑)

さてさて、一か月が経つのは早いですね…またまたブログを書く時間がやって来ました!
楽しみにしている人…誰も居ないですけどねー

それでは、本題に入りましょう!

僕は昔、不動産の広告制作に携わっていたので、マンションなどの集合住宅を見るのがとても好きです。
マンションの外観デザインはもちろん、部屋の内装デザインなどにも興味があって、住宅情報誌などを趣味でよく見ています。

そこで、今回は集合住宅に関わるお話しをしたいと思います!

「中銀カプセルタワービル」って皆様ご存知ですか?

先日のニュースで来年(2022年)に「中銀カプセルタワービル」が取り壊されると知りました。

中銀カプセルタワービルとは東京都中央区銀座8丁目に建つ、あの偉大な建築家・黒川紀章が設計した代表作で1972年(昭和47年)に竣工した世界で初めて実用化されたカプセル型の集合住宅です。

僕が生まれる少し前に建ったんですね…

独創的な外観の「中銀カプセルタワービル」

この独特な建物を見てください!

丸窓を配置したキューブ状のユニット140個が塔状に積み重なるユニークな建築です。
鳥の巣箱を積み重ねたような、はたまたドラム式の洗濯機を積み重ねたような…うーん、とても未来的でワクワクする素敵な建物ですね。
中はどんな空間が広がっているんだろう…誰もが想像を掻き立てる不思議な建物です。

大地震が来たら崩れてしまうのではないかと思ってしまいますが、建物の構造上はきっとしっかりしているんですね。

しかし、もう50年前に建ったビルなので老朽化もあり残念ですが取り壊されてしまいます。

でも嬉しい話が…中のカプセルユニットはそれぞれ取り外して美術館へ寄贈したり、世界の国々へ寄贈するプロジェクトも進んでいるようです。
ただ壊すだけではなく、大切に保存されることはとても素晴らしいことですね!

「中銀カプセルタワービル」のカプセルがなんと!埼玉県に?

そんな取り壊しのニュース記事をいろいろ調べていると…
なんと!中銀カプセルタワービルの一室が北浦和公園の埼玉県立近代美術館に寄贈されて展示してある事を知りました。

北浦和公園の埼玉県近代美術館ってどこ? …えっ、自宅から以外と近いや。よし行ってみよう!
早速、電車で最寄りの「北浦和」駅を下車して歩いて数分。北浦和公園に着きました!

駅前とは思えない、緑が生い茂ったとても大きな公園でした…
その公園内に埼玉県立近代美術館が建っているんですね。

敷地内にはいろいろな彫刻がありました。

巨漢な女性が裸でポーズをとってる(笑)まぁ、これも芸術なんですね。

どうやら中銀カプセルタワービルのカプセルは彫刻広場に展示してあるようです。…写真の奥にチラッと見えますね!

広場の道を進んでいくと…

「……………」

「……………」

「おおっ!」

「パッと見たらドラム式の洗濯機だぁ…」

「ついに現物が!中はどうなっているんだ?」

ドアをガチャッガチャッ!鍵が閉まってる…中には入れませんでしたので窓越しから。

部屋には生活できる、必要不可欠な設備は整っています。当時のオーディオやテレビなどの最新機器もあります。
トイレやユニットバスはありますが、キッチンが無いんです…食事は外食などで済ませる想定だったんでしょうね。
365日をアクティブに暮らすような、当時のビジネスマンがホテルやセカンドハウスみたいに利用する感覚でしょうか…

この狭い空間を生かした無駄のない収納スペースや特徴的な大きな丸窓がなんとも素敵です。

実際に泊まって生活をしてみたかったんですが、叶わないので…
せめて近いうちに現地(銀座)へ行って、実際の建物を見てみたいと思います!

それでは、また「おっさんの散歩シリーズ」をブログに上げたいと思います。

最後までお読みいただき、ありがとうございます! 次回もどうぞお楽しみに (•ᴗ•)☆


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ざきさん
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