今日は社内メンバーにも見てもらいたく、数字のお話でーす。
そりゃ頭が痛いというアレルギーの方も少なくないと思いますが、やっぱり知らないことは損しかない。
でも必要なことは家計簿と一緒。ご心配なく。
ではいってみよう。
まずは売上、経費、利益
売上とは・・・言わずともその名の通り稼いだお金です。
経費とは・・・稼ぐのに使ったお金
利益とは・・・売上ー経費
「そりゃさすがに知ってるよ!」と突っ込まれそうですが、おいおい本当に知ってるかーい?
ということで、ここでは簡単に説明を入れておきます。
P/Lコントロールシートたるものを弊社では導入しており税務上のP/Lではなくより現場の数値として入りやすく簡単にしたものです。
その基本構造がこれ。
原価:小売業や飲食業などは商品や材料を仕入れなければならないので、これらが原価となるよね。制作業やコンサルティング業などは基本原価はないといっていいね。
人件費:お給与と会社で支払っている社会保険料など。交通費もここだね。ちなみに毎月給与から引かれている社会保険と厚生年金は、同じ金額を会社も負担してるんだ。会社50%+従業員50%=合計100%で毎月支払いをしています。
販促費:サービスや商品を売るための広告等のプロモーション活動費
その他管理費:福利厚生や事務用品、光熱費、みんなで食事にいったり、店舗であればユニフォームなんかもここだね。
設備費:主には家賃。減価償却している設備などもここだね。
本部費:複数事業を営んでいる場合など本部のマネジメント費、役員報酬などもここだね。
粗利益:これよく間違って覚えちゃってる人少なくないと思うけど、利益(純利益)と粗利益は別物です。
粗利益=売上 - 原価
利益(純利益):粗利益から色々な経費や税金を引いた後の本当の利益。
管理可能経費:増減をコントロールできる経費
管理不可能経費:ほぼ固定で常に必要となる経費
「まー大体はわかっちゃいるけど」という方も少なくないと思いますが、
じゃーこれらの適正値は知ってる?
ここからが今日の本題。
売上、経費、利益のバランス
業種によって変動はしますが、指標となる数字を入れた表組みがこれ。
売上300万円、原価0円とした場合
人件費:102万
販促費:18万
管理費:42万
設備費:40万
本部費:30万
利益:60万
んー業種業態で前後するにしても中々厳しい数字だよね。笑
でも、この標準値を知っておくことがとても重要です。
やはり何処かのバランスが崩れているとその皺寄せがどこかにくる、それを数値化して見れるからウィークポイントの発見になるよね。
新サービスを連続してリリースしようとしている今だからこそ改めて数字からサービスを再チェックしてみよう。
次は経費の多くを占める人件費をすこし掘り下げて考えてみよう。
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