今回も、社内で毎月実施している遊び脳トレーニングの様子をお伝えします。
先月に引き続き、けいちゃん先生の粘土を使ったワークトレーニング2回目です!
【今回準備した道具】
- 粘土
- 粘土板・・・なければ、ダンボールや下敷きなどで代用可
1ヶ月自宅で保管していた粘土もこの通り
水に濡らしてラップで包み、ジップロックにいれておいたら固まらず、しっかり使えました!
今回のテーマは 〜変化〜
アメリカの心理学者アブラハム・マズローの自己実現論によると、「人間は自己実現に向かって絶えず成長する」と仮定し、人間の基本的欲求を5段階の段階で理論化されます。
- 自己実現の欲求
- 承認の欲求
- 社会的欲求
- 安全の欲求
- 生理的欲求
アートワークのプロセスには、承認の欲求を自身で安定させ、自己実現に向かわせる効果があるそうです。
今回の粘土の時間は、マズローの基本的欲求を頭におきつつ、プロセスからの変化を体験していきたいと思います!
久しぶりに粘土を触った感覚は、
「ん?気持ちいい〜」
前回より手に力を入れてこねやすく、伸びる感覚も心地良い。
2分間、自由に粘土をこねて触れ合う時間。
手のひら、指のストレッチをしている感覚で血行が良くなりそう!!
ワーク前の準備体操です。
まずは、まるいカタチをつくる
はじまりのカタチとしてまるをつくります。
物質のはじまり、分子のカタチもほぼほぼ形は、まるであることが多いです。
おにぎりのように握りながらまるくしたり、台にコロコロ転がしながらまるくしている様子も。
同じまるでも、作りかたはいろいろで面白いですね◎
私は2つに分けてまるくするのがしっくりときました。
自由に粘土を変化させる
3分間で自由に粘土を変化させます。
「完成形を目指さないこと!」←これが意外と難しい・・・
まるくした粘土を自由に、つぶしたり、伸ばしたり変化を加えていくワーク。
未完成でもいいので、変化を与えることが大切。
毎回、何かつくることに囚われないこと!と思いながらも意識してしまうのですが、今回は無心に手を動かし、粘土の伸びの心地よさや、自由に変形する柔軟性が面白くカタチに囚われず、向き合うことができました。
結果、なんだかよくわからないカタチに・・・
3分という時間は長いのか、短いのか?
私は少し時間を持て余してしまい、無理ぜずに手を止めました。
みなさん、粘土に夢中。大人がこんなに真剣に粘土をこねる姿なかなか見れないですね。笑
それくらい遊び脳の時間は、とても有意義なものになっている様子です。
1分間作品とじーっと向き合い、いよいよ発表タイムです。
発表の時間
それぞれどんな感情で粘土を変化させたのか、粘土に触れている時の感情や変化をみんなの前で発表します。
これが毎回ドキドキするのですが、メンバーの発表を聞くのは密かな楽しみになっています。
「無心で手を動かしていた。」
「意識しないように、カタチを変化させた。」など
出来上がった作品も1つとして同じものはないけれど、ワーク中の感情や意識もみんな違うので、最終形になるまでの過程を聞くのはとても興味深く面白いです。
今回のワークでは思いのままに変化を表現したり、受け入れたり、身をまかせてみたり。粘土を変化させながら向き合う時間となりました。
次回は、変化から承認へ!
遊び脳トレーニング「粘土の時間-3」を開催予定です^^
毎回ワークへの期待が膨らむ、さいさいでした。
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