突然の「最近Webどう?」…ヒヤッとしますよね
本業の業務でバタバタしているとき、通りすがりの上司からふと「最近ホームページの調子どう?アクセス増えてる?」と聞かれる。そんなとき、ドキッとして言葉に詰まってしまった経験はありませんか。
急に振られてもパッと答えられず、曖昧な返事をしてしまって後から落ち込む。そのお気持ち、とてもよくわかります。でも、安心してください。他のお仕事と兼任でWebを担当しているあなたが、その場ですぐに答えられないのは、実は当たり前のことなのです。
GA4の画面を見て、そっと閉じてしまったことはありませんか?
アクセス状況をなんとか調べようと、Googleアナリティクス(GA4)を開いてはみたものの、見慣れない横文字や複雑なグラフが画面いっぱいに広がっていて、どう見ていいか分からずブラウザを閉じてしまう。現場の担当者さんから、そんなお悩みをよく相談されます。
そもそもGA4は、Web解析を専門にするプロ向けに作られたツールです。本業の合間に少し触るだけの担当者さんが、パッと見てすぐに理解できないのは当然のことなんです。
実は私も、かつてインハウスデザイナーとして一人でWebを担当していた頃、同じような経験をしました。GA4のグラフを見て「なんとなく分かっているつもり」でいたのですが、いざ上司から「で、この数字はどういう意味?」「先月と比べてなぜこうなったの?」と細かく突っ込まれた時、頭が真っ白になって全く答えられなかったのです。すぐに答えられなくても、決してあなたの能力不足ではありません。
「全部の数字を把握しなきゃ」という思い込みを捨てよう
真面目で責任感の強い方ほど、すべての数字を理解して完璧なレポートを作らなければ、と思い詰めてしまいがちです。しかし、日々の実務がある中で、アクセス解析にばかり時間をかけるわけにはいきませんよね。
そこで今回提案したいのが、見ない数字を決める「引き算」の考え方です。
お店の運営に例えるなら、店内のすべての商品の1日の販売個数を完璧に暗記する必要がないのと同じです。まずは、必要最低限の数字だけを見るようにしてみましょう。
上司が本当に知りたいのは「細かいデータ」ではない
報告しなければと焦る前に、少しだけ上司の方の立場を想像してみてください。上司の方は、決して高度な分析レポートや、分厚い会議資料を求めているわけではありません。
上司の「どう?」は、ただの「元気?」と同じ挨拶かも
上司の方も、実はWebの専門家ではないことがほとんどです。質問の裏にある本音は「ホームページは無事に動いているかな」「何かヤバい問題は起きていないかな」という、ざっくりとした現状確認にすぎません。
お店の店長さんがスタッフに「今日の客入りはどう?」と聞くように、ただ現状を知って安心したいだけなのです。朝の「おはよう、元気?」という挨拶と同じくらいの温度感だと捉えてみてください。
専門用語たっぷりのレポート、実は上司も読めません
直帰率やエンゲージメント率といった専門用語を一生懸命覚えて報告しても、おそらく上司の方もピンときません。
相手が理解できない言葉で伝えるよりも、お互いにわかる言葉で会話する方がずっとスムーズですよね。だからこそ、無理に難しい言葉を使ったり、複雑なレポートを作ったりする必要はありません。
報告はこれだけでOK!「引き算」のアクセス解析術
ここからは、GA4の中で「ここだけ見れば上司を納得させられる」という、最小限のポイントを2つだけお話しします。
GA4の画面はメニューが多くて迷ってしまいますよね。無理に自力で探そうとしなくても大丈夫です。まずは「この2つの言葉だけ覚えておけばいいんだな」と知っておくだけで、気が楽になりますよ。お店の接客と同じように、シンプルに考えてみましょう。
見るべき数字①:「結局、何人来たの?」(ユーザー数)
一番分かりやすくて、一番大切なのが「ホームページに訪れた人の数」です。GA4の画面にある「ユーザー数」という項目だけを見てください。
お店で言えば「今月は合計で何人のお客さんが来店してくれたか」という来店者数と同じですね。「先月と比べて、来てくれた人が増えたか減ったか」が言えれば、報告としては十分です。
見るべき数字②:「どのページが人気なの?」(表示回数)
もう一つだけ見ておきたいのが「どのページがよく見られているか」です。これはGA4の「表示回数」という項目でわかります。
お店で例えるなら「どのコーナーに人が集まっているか」「どの商品がよく手に取られているか」を見ているのと同じ状態です。「会社概要がよく読まれていますよ」「今月の新商品のページが人気ですね」と具体的に言えるようになると、報告にぐっと説得力が出ます。
そのまま使える!上司が安心する「魔法の報告フレーズ」
この2つの数字だけを使った、そのまま口頭やチャットで報告できる例文をご用意しました。ぜひ、状況に合わせて使ってみてください。
- 「先月よりホームページを見に来てくれる人が少し増えています。特に新商品のページが人気みたいですね」
- 「アクセス数は先月と同じくらいで安定しています。採用ページがよく読まれているので、求人への興味は持ってもらえているようです」
- 「少しアクセスは減っていますが、会社概要のページはしっかり見られているので、取引先の方などはちゃんとチェックしてくれていると思います」
これなら、専門用語を一切使わずに上司を安心させることができます。
まとめ 「わからない」と焦る時間を、もっと大切な実務へ
アクセス解析は、決して難しいものではありません。すべてを理解しようとする「足し算」の考え方をやめて、本当に必要な数字だけに絞る「引き算」をすることで、負担はずっと軽くなります。
数字を見て思い悩む時間を減らし、店舗での接客や本来の業務など、あなたにしかできない大切な実務に時間を使っていただきたいと心から願っています。
BOTAOは、がんばらない「ひとり担当者」の味方です
とはいえ、どうしても数字を見るのが苦手だったり、もっと楽に運用できる仕組みを作りたいと思ったりすることもありますよね。私たちBOTAOは、そんな現場で奮闘するWeb担当者さんの味方です。
BOTAOには数字の扱いに慣れた専門メンバーが揃っています。そのため、最初の壁になりがちな「GA4の面倒な初期設定」などはすべて私たちが代行いたします。この記事でご紹介した「ユーザー数」や「表示回数」だけが、ログインして一目でパッとわかるように、あなたの会社専用に画面をカスタマイズすることもお任せください。
ただ作業を丸投げしていただくわけではありません。「自社にとって本当に見るべき数字はどれか」を一緒に会話しながら見つけ、ゆくゆくは担当者様ご自身が自信を持って運用を続けられるようになるまで、伴走型でサポートします。
まずはやらないことを決めて、肩の荷を下ろそう
一人で全てを完璧にこなそうとする必要はありません。まずは頑張ることを少し休んで、やらないことを決めることから始めてみてください。引き算をして身軽になることで、少しずつWeb運用が日常の風景に溶け込んでいくはずです。
Web運用でお悩みの方、まずはちょっとした愚痴でも構いません。BOTAOに相談してみませんか?私たちが現場目線で伴走します。